発信が続かない経営者へ——「話すだけ」で発信が回り出す仕組みの中身
「発信が大事なのは分かっている。X も、ブログも、やった方がいいのも分かっている。でも、続かない」。経営者の方から本当によく聞く言葉です。
最初に、はっきり言わせてください。続かないのは、あなたの意志が弱いからではありません。 仕組みがないまま、根性で続けようとしているからです。
発信が続かない、本当の理由
続かない人の作業を分解すると、毎回こうなっています。
- ネタを考える
- 文章を書く
- 媒体ごとに整える(X用、ブログ用、メルマガ用…)
これを毎回ゼロからやっている。本業で忙しい経営者に、この一連を毎日続けろというのは、どだい無理な話です。3日は気合いで書けても、1週間後には止まる。止まった自分を見て「自分は発信に向いていない」と思い込む。——でも、向き不向きの問題ではありません。設計の問題です。
話す→蓄積→各媒体へ、という流れをつくる
そこで、発信そのものを仕組みに変えます。やることを一言でいえば、普段考えていることを“話す”だけ。あとは、その内容が貯まっていき、各媒体向けの文章になって出てくる流れをつくります。
- まず、思っていることを声に出して話す(移動中の音声メモでも十分)
- 話した内容が、参照できる情報として自動で貯まっていく
- そこから、X・ブログ・メルマガなどの下書きが生まれる
実際、僕の朝はこうなっています
僕自身の話をすると、毎朝パソコンを開くと、その日のXポスト案が5本、すでにSlackに並んでいます。前の日までに貯めたネタと、自分のナレッジと、決めてある文体ルールをもとに、自動で生成されたものです。
僕がやるのは、コーヒーを飲みながら「これは出す」「これは却下」と選ぶことだけ。ゼロから書いていません。選んでいるだけです。
この“ゼロから書く”か“選ぶだけ”かの差が、続く人と続かない人の分岐点です。書く作業が毎朝10分の選別に変われば、忙しくても止まりません。
「AIに任せると、自分らしさが消える」への答え
ここでよく心配されるのが、「AIに書かせたら、テンプレっぽい、自分らしくない文章になるのでは」という点です。これは正当な不安で、実際そうなっている発信も世の中に多いです。
分かれ目は、土台に“あなたの言葉”が入っているかどうか。過去の発信、普段の口ぐせ、考え方——それを土台に貯めてあれば、出てくる文章にはあなたの温度が残ります。逆に、そこがスカスカのままAIに書かせると、誰のものでもない量産文になる。だから最初にやるのは、投稿ツール選びではなく、あなたの言葉を貯める土台づくりです。多くの人が、ここを飛ばしていきなりツールから入って、失敗します。
まとめ
発信が続かないのは、意志ではなく仕組みの問題です。毎回ゼロから書くのをやめて、「話す→貯まる→各媒体へ」の流れをつくれば、忙しくても発信は止まりません。そして、土台にあなたの言葉が入っていれば、量を出しても“あなたらしさ”は消えません。
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